2025/04/04 20:15



3.青年期 転職を繰り返し安定を選択

全然コーヒーの話が出てきませんが、もうしばらくお付き合いいただければと思います(汗)
(一応このコラムの目的はコーヒーが主ではないので悪しからず…)

少年期の経験により何者かになりたいと言う欲求だけが高まり大学に進学しました。
一方、反動で本当に普通の大学生活を過ごし、いわゆる堕落した生活を4年間過ごし続けました。
(本当は原因不明の病気になり寝たきりになったり、色々あったのですがその辺は機会があれば他で書きます)

そんなこんなで3年が過ぎ私も漏れなく就職活動の時期に入ったのですが、どうにもこうにも「就活」と言うものが苦手で途中で離脱をしてしまいました。つまりフリーターを選択したのです。
今思えばなぜ就活が苦手だったかというと、皆と同じことをすることが嫌で、
世間の流れに乗ることが嫌で、自分で選択をしたかったのだと思います。
(後悔はしていないですが今思うと本当に世の中知らずで呆れてしまいます…)

フリーターとして生きていくことを決めた後の職歴はまさに自分の興味や状態に応じてあるがままに流れに流れました。
1社目:某インテリアショップの販売員(インテリアってかっこいいって理由で…)
2社目:某デザイン会社の営業(デザインってかっこいいって理由で…)
3社目:某飲食店経営(友達の起業を手伝って…)
4社目:某人材派遣の営業(生活苦で…)
5社目:某デザイン会社のデザイナー(自分でデザインしたくなって…)

こんな感じで本当に色んな仕事・職種を経験させていただきました。
色んな仕事をする中で自分の弱みもよく理解するようになりました。
自分はパッと見、誰とでもうまくやれるように見えるのですが、実はコミュニケーションに問題があり、
特に意志がはっきりしている強い人がとても苦手な傾向にあることもわかりました。
(本当は克服しなければいけない課題なのですが、現時点でも得意ではないです…)
経験した職種の中でも人間関係でうまくいかなかったことがいくつもあります。。(思い出したくないですが…)
特に5社目のデザイナー時代は、コミュニケーション問題と実力問題の両軸で思い悩んでいました。
デザインすることは好きです。考えることもアウトプットすることも好きでした。
ただ、ある程度の仕組みやロジックで小手先のアウトプットをすることはできるのですが、どこかで見たような提案しかできず、クライアントや上司を納得させることができませんでした。
そうです、0からの想像力・発想力が乏しかったのです。(今振り返れば、提案力や営業力、コミュニケーション力等、全てが不足していたと思います…)
結果、デザインする→提案する→NGをもらう→再提案する→NGをもらう・・・を繰り返す内に、どんどん自信がなくなり消極的になり、提案することが怖くなってしまいました。
提案が怖くなると、コミュニケーションをとる機会も減るため、どんどん悪循環に陥ってしまったのです。。

こんな感じで仕事に就くたびに挫折を味わい至った結論が、
仕事をする上で大切にする要素の優先順位を決めようということでした。
何か自分の指標を作らないと精神が持たないと考えたのです。

Ex.どんなにやりたくてもお金がないと生活できない...
Ex.どんなに好きでも実力がなければ稼げない...
Ex.どんなに稼げても人間関係がうまくいかなければ満たされない...
Ex.どんなに、、、、、

そこで、今までの経験も鑑みて自分の中で決めた優先順位は以下でした。
<仕事に求める優先順位>
1:人(一緒に働く人が自分に合っているか)
2:やりがい(仕事内容に充足感があるか)
3:お金(稼げるか)

この優位戦順位は今でも変わっていません。
そして6社目に今も働いている会社に就職します。この当時30歳でした。